最後の願い事。�供收湘舂換亜�

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家に帰りゆったりする時間ができる。
今日は少し帰りが遅くなったので
今は23時。









隆弘仕事終わったー?









ソファに座った瞬間。
タイミングよく西くんからのLINE。
西くんも丁度今帰ってきたみたい。









Aうん!さっき帰ってきたところ!西くんもお疲れ様!
隆弘今日は長かったんだね?
A言ってなかったっけ?担当入ったの!
隆弘あぁ、そうだったんだ!じゃあこれから忙しくなるね…
Aまぁね...でも西くんもいつも遅いじゃん!
隆弘俺らはいつもこの時間だもん...慣れたよもうw
A私もこれから慣れるもんw









そんなやり取りをしていると
夏輝くんからもLINEが入ってきた。









夏輝聞きたいことあるんだけど、聞いていい?
Aうん...?なに?
夏輝Aさん...隆弘って人のこと好きなの?
Aえ!?なんで?
夏輝だって、今日なんかいつもより幸せそうな顔してたもん。携帯見ながら...









夏輝くんにそう言われてハッとする。
私そんなに顔に出てたんだ...
そして、それと同時に
私が西くんのことを好き...？
と悩み始める。









｢確かに...ファンとしては完全に好きだし、面白いし一緒にいて楽しい...けどちゃんと恋愛の好きかどうかわかんないもん...｣









こんなあやふやな“好き”で
西くんと付き合ったとしても
きっと西くんを幸せにすることは出来ないし
私だって思うようなことは出来ない。









Aたぶん...久しぶりに会えるから嬉しいってだけだよ









まだ素直な自分の気持ちがわからない限りは
誰かを好きだなんて決めつけたくないし、
中途半端な恋愛は、もうしたくない。









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