最後の願い事。�供收湘舂換亜�

#60@西島 ページ20

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俺は少し気持ちがふわふわして
落ち着かないまま取材を受けに仕事に向かう。
今回の取材はNissyとしての取材だから
AAAのメンバーに会うことはない。









｢よろしくお願いします｣









『初めまして。今回取材を担当させてもらう根本です。よろしくお願いします！』









そう言って名刺を差し出してくれた根本さん。
どことなくAに似ている。
少しビックリしたけど、すぐに冷静を取り戻す。









『えっ、じゃあLIVE中に“巻け”って司令が出たのは本当なんですか？』









｢本当ですよwついつい話しすぎちゃうんです、1人だとw｣









『えぇ〜、普段はそんなに話さないってお聞きしたことあるんですが...』









｢それも事実。だから俺も自分でビックリしましたよ？w｣









｢なんか、根本さん詳しいですねw｣









『ぁ...私、実はAAAのみなさんのファンなんです…』









そう言って俯いた根本さん。
本当にAによく似ている。
行動も話し方も...唯一違うのは...
顔と声。
根本さんはキリッとしてて綺麗な人。
声も女性のわりに少し低くてでも聞き取りやすい。
Aは可愛らしくて若く見える顔で
とてもふわふわした女性らしい声だ。









｢ふふっw知り合いにとても似てて面白いですよ、根本さんw｣









『そ、そうなんですか...？』









｢はい。可愛らしくて年の割に若く見えて...なんか守って上げたくなるような人なんです｣









ここまで話してハッとする。
ファンでいてくれてしかも取材途中になんてことを言っているんだろうか...
これじゃ、ただの暴露大会...









｢ぁ...ほ、ほんとに友達なんで。いい人なんです。7人のことを応援してくれている、一番の友達...｣









『ふふw気にしなくても大丈夫ですよ？私、こうゆうことには口が堅いので！』









内緒にしておきますね？
って笑いながら言ってくれた根本さん。
申し訳なくなったけど、
いいファンを持ったなって少し嬉しかった。









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