最後の願い事。�供收湘舂換亜�

#42@西島 ページ2

.









今日の昼は宇野ちゃんに誘われて
2人で穴場だけど綺麗なカフェに。
もちろん、朝は真司郎と一緒にいろんなこと尋問されましたよ？これでも。
でも、バレたらやばいのわかってたから
ファンと遭遇したって言い逃れた。
まぁ、それですぐ“そっか”ってなったかって言ったら別の話なんだけどね...w









｢久しぶりだね、宇野ちゃんとここ来るのw｣









実｢そーだねw昔はよく来てたもんねw｣









まだAAAって名前が広まってない頃は
宇野ちゃんと2人でここに来ることが多くて
ここの店長さんもしっかり俺らのことを認識していてくれた。









ｶﾗﾝｶﾗﾝ









いつもの鈴の音を鳴らしながら店に入る。
笑顔で迎えてくれた店長は
今では俺らの指定席と化した一番奥の席に案内してくれた。









｢俺、いつもので｣









実｢私いつものとチョコチップクッキーください｣









来てすぐ頼むいつものメニュー。
ここに来たら必ず頼むものだ。









ふと店の真ん中当たりに見たことあるような女性2人を見つけた。
2人とも前かがみになって夢中に何かを話している。









実｢にっしー？どうしたの？｣









｢ん？ぁ、やー別に｣









実｢相変わらずだねーw来て早々なぜか何も無いのに店内見回したりw｣









｢癖なんだよwいーじゃん別にーw｣









『お待たせいたしました』









店員さんが俺らの注文したものを
静かに置いて行く。









｢いただきまーす｣









実｢んで...ほんとに朝聞いたのは本音なの？｣









｢ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ.....まだ疑ってたの？w｣









実｢そりゃー、ね？そんな反応されちゃーな？｣









｢嘘なんかつかないよwほんとにファンの子とあっちゃったの｣









実｢それだけ？｣









｢それだけ。どんだけ信憑性ないんだ俺w｣









疑いの目は一向に無くならなくて
俺もそんなに表情出てるのかな？
って不安になった。
でもAたちのことはどうしても守りたい。









.

#43→←#41

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す