悪魔の笑み (ページ4)

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用件はページ4

「あの、ご要件は何でしょうか...」

渡海「単刀直入に言う。俺の女になれ。」

「え？」

どゆこと！？

渡海「前に木下から聞いた。お前が高階の彼女ってのも知ってる。だが俺はお前が欲しい。」

「知ってるなら尚更ですよ。私には権太さん...彼氏がいますし...」

渡海「へぇ...。最近上手くいってないみたいだけど？」ﾆﾔ

「それは...」

何なのこの人。

きっと権太さんの弱みを握るためだ。

同じ病院だって言ってたし。

「権太さんの弱みを握るためなんだったらやめてもらえますか？」

渡海「まあそれもあるが…」

やっぱりそうなんじゃん...

渡海「1番はお前のことが好きだからだ。」

「え...？」

渡海先生が私を？

「なんで...」

渡海「好きに理由がいるか？」

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なんで、胸が...

渡海「で、なるのか、ならないのか。」

「そんな、急に決められません！」

渡海「じゃあ今度デートするか。」

「え！？」

渡海「好きな相手とデートしたいと思うのはダメか？」

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こーゆー素直なタイプ...悪くないかも...

ダメダメ！

私には権太さんがいるんだから！

でも、権太さんは...

あーもーどうしよう！

「お出かけ程度なら...」

渡海「決まりだな。連絡先教えろ。」

「てゆうか、なんでさっきからそんな命令口調なんですか！」

渡海「俺の方が年上だし。別にいいだろ。」

「うぅ...」

渡海「なんだその顔。不細工だな。笑」

「失礼な！どうせ私は不細工ですよ！」

渡海「俺はお前ならどんな顔でも好きだ。」

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うー！

なんでいちいちキュンとくる台詞言うかなぁ！

「/////」

渡海「照れんなって。笑」

「照れてません！/////」

結局連絡先交換して、今週末にデートすることにな

ったけど...

今週末って権太さんとデートだった日だ。

複雑な気持ち

でもあの人といると楽しい。

権太さんとは違う。