犬猿の仲 (ページ23)

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第22話ページ23

その後も、スネイプはハリーに質問をした。いやいやいや！ハーマイオニーが分かってるって！手がプルプルしちゃってるよ...w

ｼｪ「先生。ハーマイオニーが分かってるみたいなので、ハーマイオニーに質問したらどうでしょう。」

シューマスがそう言うと、何人かの生徒が声を上げて笑った。シューマスとハリーは目が合うと、ウィンクをしていた。

「シューマス！シューマス！流石w」

ｼｭ「そんな事ないってw」

先生を見ると、不快そうな顔をしていた。そこから2人組になって、おでき治療の調合を始めた。ハーマイオニーと一緒だから心強い！

「これ入れるの？」

ハ「針は入れないわ。それじゃあ次はヘビの牙を砕くわよ。」

「おけ！」

ここまで順調！このまま成功すればもしかしたら...1点加点されるかも...？
するとそこにスネイプがやってきた。ナイスタイミング！

ｽ「もっと細かく砕かないとダメだ。」

そう言って通り去って行ってしまった。

「これでも結構砕けてるはずなんだけどな...(ﾎﾞｿｯ)」

ハ「仕方ないわよ。もう少しやらないとダメね。」

そこからは注意されることはなく、調合ができた。みんな注意されているというのに、後ろのドラ...マルフォイは何も注意されていなかった。

調合に失敗したネビルとシューマス組は、ネビルの顔に真っ赤なポッチが出来てしまい、スネイプがまた理不尽な理由で減点した。

そして魔法薬学は終わった。

ﾛﾝ「全く。これだからスネイプは...」

グリフィンドール生はため息まじりに文句を言いながら出て行った。

「何であんなにグリフィンドールを嫌うの？」

ﾛﾝ「わからない。」

ﾊﾘ「僕がいるからだよ。僕なんかが来なければ、グリフィンドールは減点されなかった。」

ﾛﾝ「そんな事ないよハリー。フレッドとジョージも、スネイプからちょくちょく減点されているし...」

ハ「本当に腹立つ！私が手をあげてもさしてくれないし、マルフォイを贔屓するし。」

「うんー...あっ！」

ハ「あら？どうしたの？」

ﾛﾝ「もしかして忘れ物かい？」

「そう...みたい...取ってくるから、先行ってて！」

ﾊﾘ「わかった。気をつけてね。」

「うん。」