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「というよりもポルポが自 殺したのは幸運だッ！ポルポには隠し財産があるッ！六億円だッ！オレだけがその場所を知っているッ！ポルポに命令されて隠したのはオレだからなッ！六億円は俺たちのものだッ！」
あまりの話の壮大さに度肝を抜かれる
六億円＿見たこともないような大金がこれから手に入る
そんな大金がありさえすれば、ブチャラティの実力が認められてきっと幹部に昇格出来るだろう
「その金があれば"幹部の座"が手に入るッ！オレたちがその"金"を手にしなければ他の者に奪われるッ！」
思った通り、ブチャラティには考えがあった
そして＿ジョルノ
彼は確かに何か"持っている"
「カプリ島の何処に六億もの金を隠したんだよッ！ブチャラティーッ！」
「それはまだ言えないッ！隠し金のウワサが組織の一部で流れているッ！カネを安全に確保するまで安心はできないからだッ！」
「それもそうね＿もう既に金のことを嗅ぎ付けたヤローが追っかけて来てるかもしれないし＿」
そんなことを言っていると後ろから何か大きな物音がする
何よ今のバコンッていう音...
「おいッ！何かおかしいぞッ！どうかしたかナランチャッ！」
「えっ＿ナラ...」
後ろを振り返ると、何かのスペースにナランチャが落ちたように見えた
「ナランチャ何やってんだおまえッ！」
皆で覗き込むも、そこは人なんて入れないほど浅くて狭い
そして＿ナランチャの姿は何処にもない
「ナ！？ナランチャ！！？」
「バ...バカな！！」
辺りを見てもナランチャは見当たらない
存在というか、そういう気配も何も
「どういうこと！？私にはナランチャが今このなかに引きずり込まれたように見えたんだけど」
「俺もだ...このボックスの中に引きずり込まれたように...俺は見えたんだ」
やっぱり、ブチャラティの言うとおり私の言ったことに間違いは無いようだ
確かにナランチャはこのボックスの中に消えた
未だ信じられないというような皆は一応ヨットの頭からケツまで探し始める
案外＿下手に動くと危ないかもしれない
「ちょっと、ミスタ。あんまり動いちゃあ」
さっきまで横にいたミスタの肩を掴もうと、手を伸ばすのそのまま空を切った
あれ、と辺りを見る
「あれ、ミスタ？...フーゴッ！ミスタが」
「えッ！？＿ミスタ？」
次々と仲間達が消えていく
一体＿一体どういうことなの...！？
私たちは未だ気づいていなかった
追っ手がそこまで迫っているということに
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雷獄丸(プロフ) - うわああ！良いところで…！更新頑張って下さい！滅茶苦茶面白いです！ (2019年4月17日 11時) (
レス) id: c071576eae (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます！励みになります〜！ (2019年2月14日 18時) (レス) id: b929e6efef (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白いです！！続き頑張ってください！！ (2019年2月13日 15時) (レス) id: d9386c92f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT | 作成日時：2019年2月11日 20時
