眠りたい病気＿ｼﾞｮﾙﾉ ページ1
コンコン、とノックをするが返事等々は何も返ってこない
僕は肩を落として入りますよ、と声をかけてドアノブを捻った
「失礼しますよ」
一歩踏み出すと、床にはあろうことか可愛らしい下着がポンポンと放り出されている
僕も世に言う思春期真っ只中だし、こういうのは目に入ると気になってしまう
それらを見ないように近くに落ちたTシャツにくるんで端へと追いやった
何かの試練か？と思いつつ散らかった彼女の部屋を進んでいく
壁側に寄せてある二段ベッドの下に彼女は横たわっていた
ぐーすかと寝る彼女は完全に夢の世界だ
「A、起きてください。そろそろ起きる時間じゃあないですか」
ショートパンツから伸びた長い足がだらしなくベッドから伸びている
それに加えて薄着の彼女は着ているTシャツが寝相のせいで胸元まで捲れ上がり、下着をつけていない胸元がこれでもかと主張していた
不意に自分がそれに喉を鳴らしていることに気付いて、待て待てと心を落ち着かせた
彼女＿Aに少なからず好意は持っているが、まだ付き合ってもいない彼女に欲 情してどうする
「A」
「ん〜〜、ジョルノ...待ってよ、まだ夕方じゃない」
時計を見せながら名前を呼ぶと、彼女は眼を擦りながら僕を見る
その姿が何処かいとおしくて今すぐにでも抱き締めたい衝動に駆られた
待つんだ僕＿彼女の信用を失うようなことは出来ない...
「もう夕方ですよ、ブチャラティが寝過ぎは毒だと言っていますし」
「う〜ん、そっか...寝過ぎは毒か...」
彼女は何でも、一日の半分は寝てしまう病らしく、夜から次の日の夕方まで気を失ったように寝てしまうのだ
彼女がスタンド能力や、格闘に優れているからか、皆何も文句は言えないと聞いたことがある
起こす係が僕になってから、色々聞いて
そして僕はそんなAを少しずつ好きになった
あわよくばこの想いを伝えたいのだけれど
なかなかチャンスは回ってこない
そう、落ち込んでいたとき突然Aの方に腕が引かれ、彼女に覆い被さるような体勢になる
「ジョルノ、抱っこして...」
「は、はぁ？」
来た＿僕に舞い降りたチャンス
これは僕が望んだのではない、Aが望んだのだ
Aはう〜ん、と僕の首に手を回す
何とか彼女の首もととお尻に手を回して抱えることに成功した
「ありがとう、ジョルノ」
グリグリと僕の首に顔を埋めて笑うA
あぁ本当に君は、やっかいな病気持ちだ
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yu - リクエストお願いします！ドッピオで独占欲系のをお願いします！ (2019年10月18日 22時) (
レス) id: 4c1ddb9ee6 (このIDを非表示/違反報告)
フラジール - アバッキオが敬語…だと!?（何か失礼だな…） (2019年6月18日 20時) (レス) id: dca7bd7b81 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ↓のリク アバッキオは夢主が依存してる事知ってる設定で (2019年5月8日 17時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - リクエストで夢主がアバッキオに依存してる話お願いします 夢主はアバッキオを『レオーネ』って呼んでる設定で (2019年5月8日 16時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
饅頭茶漬けヽ(*≧ω≦)ﾉ(プロフ) - ん”ん”ん”ん”！リクエスト書いてくださりありがとうございました！すごくよかったです！ (2019年2月23日 20時) (レス) id: a5473f27af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT | 作成日時：2019年2月11日 16時
