No body

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＃11th ページ12

「よう。」

『･･･なんで来たの。』

「どうしても、伝えたいことがあってな。」

『･･･本当に、これが最後だよ。』

「ああ、分かってるさ。」

『･････････。』

「まず最初に、今までありがとな。
　いつも、俺の幼なじみとして、
　色々な相談に乗ってくれて、助かっていた。
　お前が全く興味も無いことも、
　話してしまって、ごめんな。」

『･･･何それ。』

「でも、それも今日で終わりだ。
　これから、俺は好きな奴に告白する。
　お前が背中を押してくれたからな。
　本当にこれが最後だ。
　俺が振られても、振られなくても、
　俺たちはもう“親友”じゃなくなる。」

『そうだね。』

「･･･Aは、俺のこと嫌いか？」

『うん。
　大っ嫌い。』

「なら、もう、
　こんなこと言っても、意味ないが･･････。」