大丈夫。→【違う。】助けて。～そばにいて～《5》 (ページ17)

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慧side

ｶﾞﾁｬ

慧「ただいまぁ」

貴「お邪魔します......」

ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ...

慧母「おかえり！

あ！Aちゃんも！
いつも、テレビで見てるの！」

慧「あ、お母さん、

お父さんもいる？」

慧母「いるよ、
亜妃(妹)もいるよ」

慧「分かった

少し話があるから
呼んできてもらえる？？」

慧母「分かった」

ﾊﾟﾀﾝ

やっぱ緊張するよなぁ...
　

慧「リビングいこ？」
貴「うん...」

慧「だーじょぶだって！」

貴「うん......」

ｶﾞﾁｬ

亜「あ！お兄ちゃん、久しぶり！

Aちゃん連れてきてくれたのっ？
ありがとう！！」

ん？

慧「あ、うん」

亜「私、Aちゃんの大ファンなんです！」

え？

貴「わ、嬉しい」

亜「あーもう！めっちゃかわいい！」

慧父「それで？？話って？」

ﾄﾞｷｯ

慧「...Aと
結婚します。、」

ﾄﾞｷﾄﾞｷ...

慧母「Aちゃん...

慧でいいの？」

貴「慧がいいんです。」

慧父「事務所は？？」

慧「応援してくれてる」

慧父「Aちゃん
こんなヤツですがお願いします」

良かった...

慧「ありがとう...！」

亜「Aちゃんと
結婚するのっ？」

慧「うん」

亜「じゃあ姉妹になれる！

初めてお兄ちゃんが
伊野尾慧で良かったって、思えた！」

貴「どんまい、慧」

慧「ひっどい妹～」

慧母「婚姻届は？」

慧「あ！」

忘れてた...

慧「あと、お母さんたちだけだから
今書いてもらっていい？？」

慧父「少しかかるけど？」

慧「待ってる」

慧母「Aちゃん！

慧のアルバム見ないっ？
幼いときの」

え...

貴「見たいですっ！」

亜「じゃあ私も見よっ♪

お兄ちゃんはここにいてね」

は、え？

ﾊﾟﾀﾝ

慧父「女だけがいいときだって
たくさんあるさ。」

はぁ......