保健室の濱田先生【紫】 (ページ1)

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１. 。ページ1

4限が終わるチャイムが鳴る。

お弁当箱を持って早足で向かうのは、

私の"お気に入りの場所"

『濱田先生～～！』

そう言いながら、"保健室"のドアを開ける。

濱田「ほんま騒がしいな」

『えへへ、お昼食べに来ました』

濱田「ここは弁当食べる場所やないで？」

呆れ顔でそう言いながらも、

先生は私を追い出したりしたことはない。

なんだかんだ優しい。

そんなところが大好き。

そんな濱田先生に恋してます。

『先生、好きです』

濱田「それ朝も聞いたわ」

『何回でも言います！』

濱田「はいはい」

『っ、もう～～！』

何回も言ってるのに全然反応してくれない、悔しい…

そんな思いも込めて先生を睨むと、

濱田「お子ちゃまやなぁ」

ふはっと笑いながら私の頭を撫でてくる。

子供扱いされて悔しいはずなのに、

私は単純、すぐに顔に熱が集まるのが分かる。

濱田「顔真っ赤」

『う、うるさいです…』

濱田「そういうとこは可愛え」

『へっ、』

濱田先生は何も意識しないで言ったんだろうけど、

可愛いなんて言われたら嬉しすぎて堪らない。

「書類取ってくるわ～」なんて言いながら

先生は保健室から出ていってしまった。

『～っ、もう！好き！大好き、！』

誰もいない保健室で、ベッドにダイブする。

いつになったら好きになってくれるの？先生、