低音ボイスにはご注意を【 青 】

３３. 。 ページ35

あの後芹奈とは分かれて 、家に帰ってきた



「 ほんまにそれでええの？ 」って何回も言われたけど



ええもなにも 、私に選択肢なんて無い









『 あ 、雨 … 』









部屋の窓から外を見ると雨が降っていた



まるで私の代わりに泣いてくれてるみたい 。






明日には晴れてるかな？






この天気も 、私の心も …









_______









「 … い 、…… きろ 、起きろ！ 」



『 んぅ … ？ 』









声が聞こえて目を開けると 、そこにはしげがおった









『 え 、何でしげが … ？ 』



重岡「 あほ！遅刻や！ 」



『 ち 、遅刻 … 』









チラッと時計を見ると 、あと10分でSHRが始まる時間



ボーッとしてた頭が一気に覚めた









『 っ 、嘘やん！！ 』



重岡「 はよ準備してや！？走るから！ 」









そう言って 、しげは私の部屋を出ていった



今思ったけど 、何でおったんよ



そんな疑問を浮かべながら私は急いで準備をする









『 っ 、お待たせ 』



重岡「 よっしゃ 、行くで！ 」









そう言いながら 、私の手を繋いで走り出した



あれ 、私もしかしてこの状況楽しめてる？






空を見ると 、曇り空から太陽の光が覗いていた






このまま晴れてほしい 、そう願って学校まで走った

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