違和感 ページ4
「この家には色欲と嫉妬の真祖がいるんだ。さっきまでお前と一緒にいたのは色欲の●●●●●だよ」
「嫉妬にも、会ってみたい…かも」
そういうと、御国は一瞬顔をこわばらせた。
でもすぐに、やれやれと肩をすくめた。
「嫉妬は人と話したりするのが苦手でね、ずっと地下で眠ってるんだ」
「へぇ」
何かにつっかかっていた。
と、そこへ。
「あ、お兄ちゃん！」
「御園〜、どうしたんだ？」
「今日もお父さんに負けちゃった…」
「あはは、そっかそっか、じゃあもっと練習しなきゃだな？」
「うん！」
アホ毛が目立つ紫色の髪の男の子が来た。
御国の弟らしい。
「お兄ちゃん、この人だあれ？」
「今日から新しく来た、A。仲良くしてやれよ」
「うん！有栖院御園です、よろしくお願いします」
ぺこり、と頭をさげられた。
「おねがいします…？」
兄弟全然似てねぇな…。
「Aもチェス、やる？」
「ルールは分からないけど…見てみる」
「わかった。でもAならすぐにルール覚えられると思うよ」
頭をなでられた。
「じゃ、俺の部屋に行くぞ〜」
3人で廊下を歩き始める。
角を曲がると、女の人がいた。
「お母様！」
「御国、御園、調子はどうですか？」
「お陰でとっても元気です！Aとも仲良くなれそうだし」
「新しい家族なんだよ！」
「そうですか、それは良かった。ですが、あまり夜ふかしはしない様に。良いですね？」
「「はーい」」
「A、今日から私達は家族です。気を使ったりしなくて大丈夫ですからね。リラックスして」
「は、はい…」
別れ際、お義母さんが御園を冷たい目で睨んでいた。
この家は、何処かが変だ。
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はにかん - とっても面白かったですっ!更新頑張ってください!御国さんが… (2018年12月30日 20時) (
レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
みこぱーど(プロフ) - 伊月さん» ありがとうございます！御国さんの小説少なくなって来てるんですね…！寂しいです…。応援ありがとうございます！駄作ですがこれからもよろしくお願いします！ (2017年11月17日 15時) (レス) id: 0948e898aa (このIDを非表示/違反報告)
伊月(プロフ) - 更新頑張って下さい！最近御国さんの小説がなくなってきたので、この小説だけが楽しみです。応援してます！ (2017年11月16日 22時) (レス) id: c7b85fbcc6 (このIDを非表示/違反報告)
みこぱーど(プロフ) - 紫月さん» はい(笑)18禁にはならないようにしようと思っています。なのでこれ以上は想像にお任せする感じです。コメントありがとうございます！ (2017年8月2日 13時) (レス) id: 0948e898aa (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - あの、これ以上のいちゃいちゃって...良い子に見せられないんじゃ(笑)とか言う私もまだ10代(笑) (2017年8月1日 22時) (レス) id: 73c563ba73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこぱーど | 作成日時：2017年5月3日 14時
