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沙耶香「ふぅん、
いちごフェアねぇ…」
「それで、しかもね！
奢ってくださったんですよ…、、
ふうまくんイケメンすぎない？？？
ねぇ？やっぱり王子様だよね！？！？」
沙耶香「あんた、人格変わった…？」
「へ…？」
沙耶香「やっぱり恋愛はある意味怖いわ。
人をここまで変えちゃうなんて…」
さっきから 沙耶香ちゃん何言ってんのかよく分かんない。
だって、本当に土曜日のふうまくんイケメンだったんだもん…
たらふく いちごケーキを食べて レストランを出るってなったとき 私がお手洗いに行ってる最中にふうまくん お会計済ませてくれたんだよ…？
それ、普通高校生じゃできないよ。
その技 よくテレビで芸能人とかがやってるの聞くやつ
現実にあるんだ…
沙耶香「ちゃんと中島先輩に報告しなよ。」
「なぜに！？」
沙耶香「は？
恋のキューピット。
忘れたの？」
あぁ、そっか。
聡「あ、幸せそうな顔してる。笑」
沙耶香「ビュッフェだって。いちごフェアの。」
聡「ビュッフェ！？」
お手洗いから戻ってきた聡
今日は久しぶりにこの3人でお弁当を食べる。
沙耶香ちゃんが さっき私が渡したビュッフェのチラシを聡に見せた。
沙耶香「菊池先輩に連れて行ってもらったんだって」
聡「やば！イケメンじゃん！」
沙耶香「そんなに愛されてるあんたが羨ましいよ…」
「そんなことないよぉ〜」
聡「そんなことあるね。笑」
沙耶香「よし！じゃあ今日の放課後はファミレスだね！」
聡「え！寿司じゃないの！？」
沙耶香「あんた、100円寿司でもめっちゃ食うからだめ。」
聡「えぇぇぇ、楽しみにしてたのにぃぃ」
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月30日 22時
