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「あ！あと、これ見て！」
風磨「は、なにこれ。」
「綺麗な横顔でしたよ」
中島先輩に被写体になってもらい 何枚か撮った。
さすがイケメン。
とても絵になりました。
「これとクマノミ、今度のコンクールに出そうかなぁって！
この中島先輩めちゃくちゃよくない！？」
風磨「クマノミだけでいいよ。」
「え、なんで！」
風磨「てか、中島中島うるさいんだけど」
「あ……」
風磨「Aの彼氏って誰？」
「ふ、ふうまくんです…、、」
風磨「今は他の男の名前出さないで」
お、
これは世に言う嫉妬というやつですか…？
この前スマホで調べたときに見た！！
てか、私実体験なさすぎて 全部スマホで調べてる
「ご、ごめんね…」
しばらく 風磨くんと見つめ合った。
恥ずかしい……
でも、目を逸らせない…
風磨くんの瞳に吸い込まれそうで…
また ゆっくりと風磨くんの顔が近づいてきた。
あのときと同じだ。
ぎゅっと目を閉じる。
キスのその先……
ネットで調べた限りでは お互いの愛を確かめ合うものって書いてあったけど…
「……、」
ちゅっ、と一度触れて終わりかと思ったのに 今日は長い…
角度を変えて もう一度唇が触れた。
風磨くんの手が私の腕を掴んで 簡単には逃げられない。
そのとき にゅるっと 口内に生暖かいものが侵入してきた。
急に怖くなって 目の前の風磨くんの肩を押した。
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月30日 22時
