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こ！れ！
この前 サイトで見たやつだ……
このまま 彼氏の家に連れて行かれて…
え！？
ち、違うよね！？
ただ、このあと時間あるからまだお話しようって意味で誘っただけだよね！？
やばい、変な汗かいてきた……
でも…
家に誰もいないんだよね…
どうしよう、心の準備が、、
風磨「ごめん、散らかってっけど気にしないで」
いや。
風磨くんのお家はいつも綺麗です。
私も見習いたいと思います。
風磨「お茶でいい？」
「え、？あ…！
なんでもいいよ！」
自然にしなきゃ。
あんまりに意識しすぎると変に思われちゃう。
風磨くんの部屋に先に入って、待つ。
あ、そういえば この前の…！
勝手の人の部屋のベッドの下覗くのってどうなん？って思ったけど 気になりすぎて仕方ないので許してください……
あ、あった…！！
ん？待って？増えてる？
ベッドの下に手を伸ばす…
風磨「Aー、お待たせー」
「うわぁっ！！！！」
ガン！
風磨「え、A？」
「いったぁ……」
既視感。
また頭をそばにあった机にぶつけた。
なんで、こんなにもタイミングが悪いんだ。
あとちょっとだったのに！
風磨「はい、どーぞ。」
「…ありがと」
出されたお茶を一口飲む
風磨「はぁー、なんか今日疲れたな。」
「1日だったもんね。」
風磨「水族館とか久々すぎたわ。」
「私もめっちゃ久しぶりだった！」
風磨「いい写真いっぱい撮れたわぁ」
「私も！
これ！見て！お気に入りの！」
風磨「どれ」
鞄の中からカメラを取り出して かちゃかちゃといじりながら今日撮った私イチオシの写真を見せる。
風磨「出た、ニモじゃん 笑」
「クマノミだよ！！」
風磨「知ってるわ 笑」
これ、クマノミ！！
ちっちゃくて可愛かったのと 水族館暗かったけど 中島先輩に設定の仕方教えてもらいながらやったら いい感じの色味を出せた。
「中島先輩ってほんとカメラのこと何でも知ってるんだね。
そのおかげでこんないい写真撮れちゃった」
風磨「ふぅん」
あれ、
興味ない…？
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月30日 22時
