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風磨 side
Aと庭で散歩したあと 病室に戻ればもう9時過ぎ。
流石に俺もそろそろ帰らないと親とめんどくさいことになりそうだったから、Aが寝たのを確認して 病院を後にした。
早く よくなれば良いけど…
また明日も会いに行ってやろうかな…
風磨「ただいま……」
家に着いたのは10時前
でも、めちゃくちゃ深夜ってわけでもないから 家の明かりはついてる。
多分 晴翔は起きてると思う、
美桜は多分寝てるな。
母「おかえり」
風磨「ただいま…」
いつも仕事で忙しくしてるお母さんだから 最近はちゃんと顔を合わせて話すことも減ってきた。
母「遅かったね、部活？」
風磨「写真部がこんな遅くまですることあるかよ、」
母「ほんと、あんたは昔っから変わんないね」
風磨「は…？」
母「今日、家に健人くん来たわよ」
風磨「中島…！？」
は…？
なんで…？
今日 学校が終わって 2人でそのままAのいる病院に向かって、確か…中島たちは6時くらいに帰ったはずだけど…
まさかその帰りに？
でもなんで？
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ピンポーン…
母「え、健人くん！久しぶりね！」
健人「お久しぶりです、」
母「どうした…？なんか暗いけど…」
健人「今日、多分風磨 帰り遅くなると思うんですけど 決して遊びでほっつき歩いてるってわけではないんで 問い詰めないであげてください…！」
母「うん……わかったけど…
なんかあったの？」
健人「ちょっと今 風磨の大切な人が…緊急事態で…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月30日 22時
