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風磨「ごめんな、今日。中島うざかったよな」
「え？そんなことないですよ、！
ほんと、中島先輩って楽しい人ですよね。笑」
風磨「はぁぁ、毎回あのテンションなのきちぃーわ。」
「ふふ、でも風磨先輩楽しそうでしたよ？」
風磨「あ？」
帰り道 風磨先輩と手を繋ぎながら歩く。
いつもなら、一人ぼっちのこの道も 隣に風磨先輩がいるだけで、全部違って見える。
私 相当風磨先輩にぞっこんだよね…笑
はあああ、幸せ…
好きな人と手繋いで帰れるなんて…
風磨先輩の手 おっきくてあったかいし、守られるってすごく感じる
風磨「あ、てか。呼び方戻ってる」
「え……？
あ。」
風磨「せっかく 先輩呼び卒業したと思ったのに」
「ご、ごめんなさい…！
明日こそは頑張ります……」
やっぱり 慣れない！
風磨「別に先輩とか後輩とか気にしなくていいから
呼び捨てでもタメ口でもなんでも大丈夫だからな。」
「えっ！
それは気にしますよ！だって、風磨先輩の方が年上だし…」
風磨「……付き合ってるんだし。」
「……」
そっか。
私たち付き合ってるんだよね、
ただの先輩と後輩の関係じゃないんだよね、
なんか改めて また考えると顔が熱くなる。
「1年生が終わる頃には タメ口で話せるようになりたいです、」
風磨「いや、長くね？笑」
「大変なんですよ、！」
風磨「ふぅん、
ま、頑張れ〜」
それ、絶対思ってないやつ！！
風磨「じゃ、また明日な。」
「はい…！
また明日です…！」
右手を上げて 割とすぐに背を向けて 来た道を戻って行った風磨先輩
最近は毎日のように一緒に帰っては 家まで送ってくれる。
最初はめちゃくちゃ申し訳なかったんだけど、やっとこの時間も楽しめるようになった。
いいよ、いいよ私
カップルっぽくなってる…！
明日は 待ちに待った風磨先輩とのデート！！
緊張して寝られないわ…
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月30日 22時
