検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:8,351 hit

秩序維持 ページ4

『''ホウリツ、ホウリツ''。……なら、法律が無かったら、子供じゃない?』

そういうことでは無い。
だって、そういった所で法律が無くなるというわけじゃない。

『そうじゃないんだ。』

笑っていた俺に、子供は図星を突いた。

「……そう、だね。」

苦笑しかできない。それ以外にどう説明すべきなのか、俺には知る由もなかったのだ。

『ボク決めた!オニイサンにツイテク!』

「ええ…?!」

突如決まった事項に動揺が隠せない。

『オニイサンは、僕のこと、追ってきたんでしょウ?』

その顔は多分、''僕のことも知れるし、お兄さんのことも知りたいから''と言いたい顔なのだろう。
たしかにwin-winの関係ではある。理論上は。

「君……夢とかないのかい…?そのお手伝いは出来るけど、俺に着いてくるのは…。」

『…夢?どうして?』

「……。」

純粋な目でそう聴いてくる。
俺には之に否定ができない。

『…無言っテことは承諾カナ?』

にいっと満足気に笑った子供は楽しそうだった。

「俺について来ることで夢が見つかるならいいよ。」


俺にはそれしか出来ないから_________

神のご加護があらんことを→←独りよがりの自分語り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
設定タグ:原神 , gnsn , タルタリヤ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シュウ | 作成日時:2022年9月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。