華が四輪 ページ6
今日もまた懲りずに桜音の
元にやってきた
白銀「きょーちゃん♪」
桜音「なんだ｡今は少し忙しい」
冷たく言い放ちながら桜の木を
丁寧に見ている
白銀「？､何をしているの?」
桜音「桜の木に異常がないか見てる」
そういいながら彼女は木の上で
大きな枝から小枝まで丁寧に見ている
白銀「なるほど」
そんな彼女が落ちてこないかハラハラ
しながら見守っている
桜音「おっと…(折れてたか…)」
折れた枝を見つけ､その枝の断面図同士を
くっつけて治した
白銀「(熱心だなぁ〜きょーちゃんは)」
桜音「(ここで最後だったか…)」
確認をし終えて木の上から降りてきた
白銀「お疲れ様っ！」
またいつものように抱きしめた
桜音「！離してくれっ」
その腕から抜けだそうとする
白銀「やーだ」
しかし抜け出させないのがこの神様だ
桜音「なんでだよっ」
じたばたと暴れる桜音に対し
平然としている白銀
白銀「……ねぇ､きょーちゃん」
桜音「なんだっ」
白銀「そんなに嫌ならどうして
抵抗する時に武器を使わないの？」
白銀がふと思ったことを尋ねた
桜音「！､さぁな…(そう言えば…
何で使わないのか…)でも、」
抵抗をやめて白銀を見つめる
桜音「本能的に､心の奥底からなのか
武器を使うなとか､言われてる感覚がする｡
あとは……危害の加える気のない客人に
武器を向ける気はない」
白銀「へぇ…」
桜音「まぁ､ようするに『分からない』だな」
妖術を使ってやっと彼の腕から
逃れられた
白銀「あっ､むぅ…」
桜音「…悪いが今日は帰ってくれ
これから雨が降るからな」
そういいながら空を見上げる
空色が広がる天気に雨が降るとは
思えないが
白銀「分かったよ」
白銀もこれから降ってくることを
予測して素直に従うことにした
白銀「またね､きょーちゃん」
とても綺麗な微笑みを向けた後
彼は姿を消した
桜音「はぁ…(枝を直したばかりなのに
また暴風雨か…)」
この後に来る天気の事を考えて
彼の微笑みで高鳴った胸を誤魔化した
続く
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夕日(プロフ) - 翡翠丸さん» おおお…pixivは最近あまり見ませんなぁ… (2019年8月1日 23時) (
レス) id: 9898a02757 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠丸(プロフ) - はい、腐男子ですｗ。ケモノ専門の腐男子ですｗ。占ツクとピクシブ様に小説投稿してるくらいの腐男子です。 (2019年8月1日 21時) (レス) id: 8b8ea9e76a (このIDを非表示/違反報告)
夕日(プロフ) - 翡翠丸さん» ありがとうございますwそちらの方だったんですね…って腐男子ですと…？！（初めて見ました） (2019年8月1日 21時) (レス) id: 9898a02757 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠丸(プロフ) - 夕日さんの、言う通りですねｗ。それと、小説の方にコメントさせていただきましたが、夕碧さんとラトさんのカップリング、いいですね！(ちなみに私は腐男子です(聞いてない())) (2019年8月1日 17時) (レス) id: 8b8ea9e76a (このIDを非表示/違反報告)
夕日(プロフ) - えええ？！ありがとうございます！そう言ってもらえてもう感激です…！ラトさんに関してはもう否定できませんねw (2019年8月1日 7時) (レス) id: 9898a02757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狼ラト x他1人
作成日時：2019年7月24日 16時
