華が一輪 ページ3
ある日のこと、白銀は
と、ある桜の木の下にやってきた
白銀「(ここが彼女のいる桜の木…)
綺麗な桜だ」
その声に気付いた桜の守り神、
桜音は桜の木の後ろから現れた
桜音「！客人か…」
お目当ての彼女に会えて内心喜んでいる
そんな事はつゆ知らず、桜の前に
移動する桜の狂犬
白銀「おや、こんにちはお嬢さん」
桜音「どうも…」
白神「貴方はこの桜の守り神さんかな？
(律儀な子だね)」
桜音「そうだ」
白銀「なるほど…と、申し遅れました。
私は白銀、別名は白銀の狂犬と申します
以後、お見知りおきよ」
礼儀正しく、挨拶をする彼女なら必ず、
名乗り返す事をわかった上で
自分から名乗り出たのだ
桜「私は…桜の狂犬と呼ばれている。
本当の名は忘れた…」
どこか悲しそうな表情を浮かべる彼女を
見て、それが嘘だとしても心が少し痛む白銀
白銀「そうでしたか……ふむ…」
考えるような仕草をする彼女
桜音｢…なんだ、人の顔を見て考え事とは…｣
彼を横目で見る
白銀「いやぁ、貴方が噂と違って
とても可愛いと思ったんだよ」
さも当然という表情で答える
そんな白銀に対し
桜音｢は？｣
キョトンとなる、当然の反応だ
だが、白銀はその程度で止まる神ではない←
白銀「ふふ、」
距離を詰めて顎クイをした
桜音｢何をする！｣
それから逃れる様にその場から
消えて上の方の桜の木の枝に移動する
白銀「むぅ…」
残念そうな表情をする
初対面なら当然の反応に対して
こう言う反応を見せるのは逆にすごい
桜音｢お前は何がしたいんだ…｣
呆れたような表情をする狂犬
白神「君の事を誰よりも知りたいのと
君の事、気に入っちゃったから
可愛いがりたいんだ♪」
だがそんな態度でもニコッと笑いかける
桜音｢私を知って、可愛がっても得はない｣
しかし、ツーンとそっぽを向かれる
白銀「得とか損とか関係ないよ
私は貴方が好きだからそうしたいの！」
そっぽ向いた事を良い事に
抱きつく白銀
桜音｢離せっ、私は馴れ合う気は無い｣
桜の花びら混じりの突風を吹かせて
違う枝に移動する
白神「それは残念……」
物凄くシュンとなる
桜｢お願いだ。放っておいてくれ…｣
少し、悲しそうで寂しそうな声色で呟き、
その場から消える狂犬
白銀「…これは可能性が
ありそうね」
誰もいなくなった桜の近くで
呟いた白銀の言葉は誰も知らない
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夕日(プロフ) - 翡翠丸さん» おおお…pixivは最近あまり見ませんなぁ… (2019年8月1日 23時) (
レス) id: 9898a02757 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠丸(プロフ) - はい、腐男子ですｗ。ケモノ専門の腐男子ですｗ。占ツクとピクシブ様に小説投稿してるくらいの腐男子です。 (2019年8月1日 21時) (レス) id: 8b8ea9e76a (このIDを非表示/違反報告)
夕日(プロフ) - 翡翠丸さん» ありがとうございますwそちらの方だったんですね…って腐男子ですと…？！（初めて見ました） (2019年8月1日 21時) (レス) id: 9898a02757 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠丸(プロフ) - 夕日さんの、言う通りですねｗ。それと、小説の方にコメントさせていただきましたが、夕碧さんとラトさんのカップリング、いいですね！(ちなみに私は腐男子です(聞いてない())) (2019年8月1日 17時) (レス) id: 8b8ea9e76a (このIDを非表示/違反報告)
夕日(プロフ) - えええ？！ありがとうございます！そう言ってもらえてもう感激です…！ラトさんに関してはもう否定できませんねw (2019年8月1日 7時) (レス) id: 9898a02757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狼ラト x他1人
作成日時：2019年7月24日 16時
