夢の国､ラブポーションの効果リスト【アトモスとかショーとか】

展示物　甘?　クリスタルブルー ページ6

私は最初､有名な宝石美術館に展示されていました

毎日､毎日､色んな人が私を眺めては去っていく

そんな日々に退屈を覚えていました・・・


ブルー「(人間の様に手足があればいいのに…)」


毎日そう思っていましたが叶うわけもなく一日が過ぎる


そんなある日


ある一人の女性に目が止まった


その女性は私を見てとても悲しそうな顔をしていたんです


初めて見たその表情は私の記憶に残りましたよ


それから彼女は毎日私を眺めに来ました


私はそんな彼女にどんどんと惹かれて行きました


けれど､私と彼女の間にはガラスの壁がありましてね


お互いに眺めることしか出来ない


こんなにガラス壁(これ)がもどかしいと思いませんでした…


そんなある日､彼女はこう口を動かしたんです


　 『今夜､貴方を迎えに来る』


その日の夜､誰も居なくなった美術館を眺めていると

突然､視線が高くなったと思うと

？「迎えに来たよ､クリスタルブルー?」

そんな声が聞こえた

その声が彼女の声だと理解するのに時間は掛かりませんでしたよ

初めて聞いた貴方の声は透き通る様な声は聞き惚れるほど

綺麗な声でした・・・


A「さあ､行きましょう外の世界にね」

ブルー「！」ｷﾗｯ


喋れませんが…輝きで察してくれた

彼女は優しく微笑んだ



おわり

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