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五人目のお客様 ページ8

モカ「いらっしゃいませ…
  あら、お久しぶりですね」


?「本当に久しぶりねマスター!」


A「?」


新一「彼女は鈴木 加奈(スズキ カナ)。最近は
  来てなかったが常連の一人だよ」


A「説明ありがとうございます」


新一「いえいえ」


加奈「あら?新しい子?」


モカ「えぇ、Aさん。と、言うんですよ」


A「よ、よろしくお願いします」


加奈「かーわい!私は加奈!よろしく♪」


A「!?」


隼人「おい、ビックリされてるぞ」


加奈「あ、ごめんね。私、可愛いものには
  目が無くて、ついつい」


A「は、はぁ」


魅斗「まぁ悪い奴では無いから安心しろ!」


加奈「ちょっとそれどう言う意味?」


モカ「まぁまぁ落ち着いて下さい加奈さん」


加奈「むぅ、マスターが言うなら仕方ないわね」


モカ「それで、今日はどうしますか?」


加奈「今日はカフェラテとクッキーを貰おうかな」


モカ「分かりました」


新一「しかし、最近来なかったけが何してたんだ?」


加奈「テスト期間よ、テスト期間」


隼人「外出禁止なのか?」


加奈「ほぼそんな感じ。親の目から逃れられなくて
  すーごく疲れたよ」


A「お、お疲れ様です」


加奈「うん!今天使に癒されたから
  全部忘れるけど♪」


A「て、天使?」


新一「おいおい、Aちゃんが可愛いのは
分かるが困らせるような事は言っちゃダメだぜ」


加奈「むー」


モカ「あらあら、久しぶりに来たのと
この時間帯の女性が珍しいから舞い上がって
いるんでしょう?」


加奈「うぐっその通りです」


A「この時間帯は少ないんですか?」


モカ「えぇ、女性の皆さんは大体午後3時頃に
いらっしゃる事が多いんですよ」


A「へぇ〜」


加奈「だから、嬉しくてね」


モカ「まぁ分かる気もしますよ。はい、
カフェラテとクッキーです」


加奈「ありがとマスター」


A「(今更だけど個性的な人が多いなぁ)」


モカ「(だからこそ面白いんですよ)」


A「(この人直接脳内に!?)」


新一「?(なんか驚いてる?)」

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作者名:白狼ラト
作成日時:2017年10月25日 22時

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