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一人目のお客様 ページ3

ここは喫茶店『レヴィーニ』


さまざまなお客様が訪れるんですよ


私はここのマスターのモカです


そうそうここに訪れる為には条件があるんですよ


その条件は『子供でなければならない』と言う事です


大人のお客様は隣の喫茶店に行ってもらいます


そこの店は私が店長を務めているので収入の問題もありません


と、話が逸れてしまいましたね


 《カランッカランッ》


モカ「いらっしゃいませ。あら、初めて来たお客様ですね?」


A「は、はい…」

モカ「そんなに緊張しなくて良いんですよ?
ほら、立っていないで
  お好きな席に着いて下さいな」


A「あ、はい」


モカ「さて、何か頼みますか?」


A「はい。えーと・・・」


モカ「メニューはこちらですよ」


A「わあ!たくさんあるんですね!」


モカ「色んな方々がいらっしゃるのでね」


A「うーん迷いますね」


モカ「人気があるのは『カフェラテ』ですよ」


A「じゃあそれでお願いします」


モカ「分かりました」


A「えっと、マスターのお名前は?」


モカ「私はモカです。お嬢さんは?」


A「Aです」


モカ「Aさんですか。素敵な名前ですね」


A「モカさんも素敵な名前ですよ?」


モカ「ふふ、ありがとうございます。
と、カフェラテです」


A「ありがとうございます」ゴクッ


モカ「…お味はどうですか?」


A「とても美味しいです!」


モカ「それは良かったです」


 《カランッカランッ》

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設定タグ:子供喫茶店 , 短編?長編? , 白狼ラト , オリジナル作品
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作者名:白狼ラト
作成日時:2017年10月25日 22時

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