今日からツッパリを……やめます！！！【2】【今日から俺は】 (ページ10)

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片「追いかけろ」
「「まてこらぁ！」」

うるさっ…

はっ！それより…

貴「二人とも…はやく手当てを…」
三「ゆるさねぇ…」
伊「あのやろぉ…」
貴「え？うそでしょ」

え？頭から？血流しながら？起き上がって？猛ダッシュ？

三&伊「「まてこらぁぁぁぁぁ！！！」」

なんて体力…生命力…。

貴「あららぁ…」
二人に任せておけば大丈夫だろう。

…でも、嫌な予感がする。あの距離じゃ、もしかしたら逃げきられる可能性もあるね。一応住所とか聞き出しとかなきゃ。

相「おい…あいつらの家、東京のどこだよ？」

相良君が傷だらけのゴローを蹴る。

貴「どこの学校通ってるのか教えろ。」
ゴ「しっ…知らねぇ…。」
相「嘘ついてんじゃねぇよ！知らねぇわけねぇだろ！」
ゴ「嘘じゃねぇよ！俺達…そうゆう関係だし…。」

うん。話し方からして嘘ではなさそう。

貴「…なるほど…。やっぱ紅野さんめんどくせぇわ…。」

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歩道橋では、三橋さんが岩田に同じ質問をしていた。
どうやら嫌な予感が当たったらしい。

三「おい…あいつの家教えろ！」
岩「しっ…知らねぇよ…」
三「嘘つけ！」
片「どうやら本当らしいぜ。さっきやった野郎も…まったく同じことしか答えねぇ。」
貴「本人に直接聞くしかないみたいですね。」
岩「なぁ…仲間にすてられた…かわいそうな男だ…助けてくれよ二度と千葉…」

岩田に最後まで台詞を言わせることなく、智司が蹴りをいれる。

片「おらぁ！！！」
「「こわっ…」」