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学校に戻ると、軟高の皆が拍手で私達を出迎えてくれた。
貴「うわっ…すご！」
三「いえーい！！ありがとー！！」
三橋さんめっちゃ嬉しそー…。
赤「さんちゃん伊藤ちゃんAちゃん！…無事だったのね…。」
佐「いやー！心配で心配で！」
貴「理子ちゃん！佐川君！！」
三「ふっふっふ…開久の雑魚共にびびる私ではない！」
貴「思いっきりビビりまくってましたよね。」
伊「剣道部の田中ですっつってたじゃねぇか。」
まったく…すぐに調子のるんだから…。
早「ちょ、待てよ明美ぃ！」
貴「あ！京子ちゃん明美ちゃん！」
川「三橋さん伊藤さん…どうゆうことっすか？」
いつにもまして、明美ちゃんも京子ちゃんも顔が険しい。
三「ん？なにが？」
早「すいません…うちの奴らが何人も…三橋と伊藤に命令されたって奴に金取られたもんで…」
貴「え？」
川「いつからそうゆう事する人になったんすか？」
伊「…そんなことしてないよ？」
川「金渡したくねぇって抵抗して…殴られた奴もいるんすよ？？」
背中を押され、前に出てきた成蘭女の子は顔中傷だらけだった。
三「ひでぇ…」
貴「…。」
女の子に手をだす奴は絶対に許さん…。
赤「京ちゃん明美ちゃん…この三人、朝から開久に追われてて…そんなことする暇ないはず…」
私が証人だ。二人はずっと一緒にいた。
…ということは。真犯人がどこかにいる。
川「っでも…開久に三百万…要求されたんすよね！」
そうか…。もう町中に知れわたってるのか…。
早「もうやめな明美！……行くよ。…私…伊藤さんとAさんの事は信じてるから…。」
伊「京ちゃん…」
貴「京子ちゃん…。」
赤「…伊藤ちゃんとAちゃんは…って言ってたね。」
三「…ん？…どゆこと？」
貴「そのまんまの意味ですよ。」
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作者名：ひんやりだんご | 作成日時：2019年1月13日 13時
