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貴「…三橋さん…。」
三橋さん…改め剣道部の田中さんが助けてくれた。
「いってぇな…こらぁ！」
三「正義のヒーロー！どうも！剣道部の田中です！」
キメ顔で、元気に素振りをはじめる田中さん。
相「喧嘩する気はなかったが…そちらから手をだされては黙っていられませんねぇ…」
三「うわぁーい！」
田中さんの突然の竹刀攻撃に、相良君が倒れる。
貴「こんなものっ！」
いとちゃんから小切手をとりあげると、シュレッダーにかけるようにビリビリに破く。
貴「うわぁーい！」
三橋さんは、理子ちゃんを。私は、いとちゃんの手を引いて校舎にむかって走りだす。
「「ざけんなこらぁぁ！」」
相「逃げんのかお前ら！！」
貴「ほーらほーら！追いかけておいで！チワワ君！！！」
相「なめてんのかぁぁぁぁ！！！」
ーーーーーーーーーーー
ーin路地裏ー
なんとか学校をでて、理子ちゃんの助言通り三人で三橋さんの家を目指すことになった。
しばらくは動かない方がよさそう。
伊「おい…理子ちゃん学校残してきて大丈夫なのかよ？」
三「大丈夫に決まってんだろ…奴らの目的は俺とお前とAじゃ。」
「三橋ぃ！」
貴&三&伊「「うわわわ！！」」
町中灰色学ランであふれてんじゃねぇか！！
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作者名：ひんやりだんご | 作成日時：2019年1月13日 13時
