今日からツッパリを……やめます！！！【2】【今日から俺は】 (ページ31)

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理子ちゃんにつれられて屋上に行くと…何人かの生徒がはりつけにされていた。みんな傷だらけで手を縛られている…。
先生達も集まっていて、椋木先生の手には何やら白い紙が。

赤「先生！見せてください」
椋「いや…見せるわけには…」
赤「見せてください！！」
椋「分かった」

貴&伊「「はやっ」」

白い紙には、理子ちゃん宛に、
【タイマンで勝負しろ】
の文字が…例のヘルメット男だろう。

椋「…許すわけにはいかない…。山口先生をあんなにした…腐ったみかんを。」
赤「っでも！…私が行かないと意味が無いんですよ先生！私行きます！」
貴「理子ちゃん…」
赤「大丈夫だから」
貴「……。」

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結局、気になっていとちゃんと椋木先生と倉庫に行ってみる。
理子ちゃんは、ヘルメット男の攻撃を避けながらなんとかダメージを食らわせているが、そろそろ危ない…。

そこに、三橋さんがターザンのように現れた。

三「てめぇ…俺の女に手だすんじゃねぇ」

貴「…え？」

今…今…。

貴「いとちゃん！！俺の！！俺の女って言った！！！！！」

ヤバイ！！！三橋さんが…理子ちゃんが…！！！

伊「痛い痛い！Aちゃん！！服！！服ひっぱってる！首しまってる！！！」
貴「ごっ…ごめん！！！」
椋「しぶといな…やはり加戦しよう。」
伊「ちょちょちょ！いかなくていいですから！」
貴「そうですよ！」

今とっても良いところなんだから…。

椋「じゃ…せめてお前らだけでも…」
伊「いいんですよ…。女心が分かってないなぁ…」
貴「ほんとですよ…こうゆう時は三橋さんに良いところ持っていかせてあげるんです！」

三橋さんは、ヘルメット男にとどめの一撃をくらわす。

貴「やった！」

だけど…喜んだのもつかの間…
卑怯者三橋さんは、とうがらし缶をヘルメット男の顔面にふりかけると、ガムテープで封をした。
貴「うわ～…きっつい。」

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帰っていく三橋さんと理子ちゃんの背中を見つめながら、ため息をつく。

貴「うらやましいなぁ～」
伊「だね。」
「うわぁぁ！死ぬぅ！顔が熱い！三橋の卑怯者ぉぉぉ！！」

貴&伊「「おまえが言うな」」

貴「…てかおい。なに終わった気になってんだよ。おら…立て。」
「なっ…なんだよ！」

貴「私の理子ちゃんといとちゃんに…色々やらかしてくれたなぁえ？？？？殺す！！」

「やめてくれぇぇ！」

伊&椋「「怖っ…」」