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大我side

北斗「俺は大丈夫だけど、京本は大丈夫?ごめんなさい!考え事してて、前見てなくて…」

そう言って、目をうるうるさせて謝る北斗を見て、心拍数が上がる。まって、可愛すぎない⁉
今のでわかったと思うけど、俺北斗の事が好きなんだよね…。俺の悲しい片思い…。

〜15分くらい前〜

北斗「きょ、京本…撮影だって。」

北斗が話しかけてくれただけで嬉しくて、なるべく明るく返事をした。でも、聞こえなかったのか、北斗は先に楽屋を出ていった。 …俺も行くか。

横に並んで移動したくなかったから、北斗が行った廊下とは反対の廊下を通って行った。

北斗は俺より先に楽屋を出たから、もう着いてるかな?そんな事を考えていたら、誰かがぶつぶつ言いながら歩いて来るのが見えた。

北斗だ…。

俺は馬鹿か!北斗と反対の廊下を通って行ったら、鉢合わせするに決まってんじゃん!

目を合わせないように、下を向いて歩いてたら、北斗とぶつかってしまって、今に至る。

大我「俺も全然大丈夫。何か悩み事?」

北斗「えっ!」

大我「何かあるんでしょ?話聞くよ?」

北斗「……」

大我「ごめん、俺じゃ話しにくいよね…」

北斗「そんなんじゃなくて!あの、その〜…」

そう言いながら、顔を赤くする北斗。ヤバい…可愛い過ぎる…。

北斗「あの、さ…えっと〜」

プツン。俺の中で何かが切れたきがした。何かに恥ずかしがって、手で顔を覆う北斗の腕を掴んで、近くの部屋に連れ込んだ。

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作者名:ほくスト | 作成日時:2021年4月19日 0時

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