工藤新一の姉は降谷さんの部下 ｢降谷零/安室透｣

29話 瞳の中の暗殺者 ページ29

sideなし


毛利｢三階のここがリビング。あっちが台所。で、こっちが蘭の部屋で家に泊まる時はいつも蘭と一緒だ｣

(人1)はいっぱい部屋を見渡した。

あ｢あっ。工藤新一くん。これ、私の部屋にもあった服｣

コナン｢蘭姉ちゃん空手やってるんだよ！(人1)姉ちゃんと同じように！｣

蘭｢(人1)さんは私の憧れなんです！｣

あ｢憧れ。｣

安室｢そういえば(人1)さん前には空手の大会で優勝したんですよ。｣

蘭｢そうそう！暇だから出ようかなって言ってそのまま｣

妃｢覚えてない？｣

あ｢いえ。｣

妃｢そう。｣

あ｢あっ。でも！そんな心配いりません！そのうちに全部思い出しますよ！｣

毛利｢そうだな！今日は(人1)ちゃんの退院を祝ってなにか美味いものでも食うか！｣

妃｢じゃ！久しぶりに私が腕を奮っちゃおうからし！｣

｢！？｣

降谷｢(たしか前に(人1)が)｣

回想

あ｢蘭ちゃんのお母さんはかっこよくて綺麗で優しくて素敵な人なんですよ！｣

降谷｢そうなのか？｣

あ｢はい！でも、料理だけはちょっと｣

回想

降谷｢(って言っていたな。)｣

妃｢あらなぁに？｣

毛利｢な、なに、お、お前の料理を、、｣

コナン｢じゃ、僕の分入らないよ？お腹空いてないから｣

妃｢遠慮しなくてもいいのよコナンくん！安室さんも食べてください！腕に寄りをかけて美味しいビーフシチュー食べさせてあげるから！｣

安室｢あはは。｣

蘭｢もう。お母さんったら。｣

妃｢あら！どこに行くのあなた｣

毛利｢あ、いやや、今夜近所のヤツらと麻雀の約束をしていたのをすっかり忘れてよ｣

妃｢娘同然の子がこんな時に！麻雀なんてやってる場合じゃないでしょ！それともなぁに私の料理は食べられないとでも｣

あ｢ぷっふっあはは｣

安室｢(よかった。思ったより(人1)が明るくて。)｣

夜

風見｢それって｣

降谷｢あぁ。だがこの事件は俺たちがあまり動くわけには行かない。だから｣

風見｢降谷さん。工藤のそばに居てください。｣

降谷｢風見。｣

風見｢こっちは俺たちに任せて下さい。｣

降谷｢悪いな。｣

風見｢これ以上、工藤になにかあったら困りますからね。｣

降谷｢ありがとうな。｣

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