工藤新一の姉は降谷さんの部下 ｢降谷零/安室透｣

15話 瞳の中の暗殺者 ページ15

あなたside

目暮｢何度もすまないが我々にも聞かせてもらえるかな。犯人の特徴を｣

光彦｢若い男でした｣

元太｢いや、綺麗な姉ちゃんだったよ｣

歩美｢違うわ。中年のおじさんよ｣

高木｢じゃその人の指していた傘は？｣

光彦｢黒い傘です！｣

元太｢緑だよ！緑！｣

光彦｢え？｣

歩美｢青だったと思うけど｣

あ｢みんなバラバラ。｣

毛利｢お前ら本当にみたのか。｣

頼れるのは新ちゃんだけかな。

佐藤｢コナンくんはどう？｣

コナン｢レインコートと傘は灰色ぽかったけど男か女かはわからない。でも傘は右手で持ってたよ｣

安室｢右手。｣

佐藤｢銃は左で撃ったのね｣

目暮｢犯人は左利きか。｣

毛利｢所で警部殿。奈良沢警部補が左胸を掴んで亡くなったことについては。｣

目暮｢彼は胸にしまった警察手帳を示したものと我々は解釈した。今手帳に書かれている内容を徹底的に調べているところだ。｣

千葉｢目暮警部。現場に落ちていた薬莢から使用されてた拳銃は9ミリ口径のオートマチックとわかりました。｣

目暮｢9ミリ口径か。｣

毛利｢女にも使えるありふれた銃ですね｣

あ｢でもみんな無事でよかったよ。ね？蘭ちゃん｣

蘭｢はい！ほんとによかった。コナンくんも。｣

コナン｢うん。｣

新ちゃん。なにか考えてるんだね。

帰り道

降谷｢どうするつもりだ。これは俺たちの方に回ってこないだろうし。｣

あ｢コナンくんが犯人を探すっていうなら手伝いますよ。｣

降谷｢無理はするなよ。｣

あ｢はい！｣

でも一体なぜ。

あ｢犯人はどうして。｣

降谷｢それを見つけるのが俺たちの仕事だろ｣

あ｢そうですよね。｣

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