工藤新一の姉は降谷さんの部下 ｢降谷零/安室透｣

24話 瞳の中の暗殺者 ページ24

sideなし

芝｢佐藤さん遅いですね。｣

奈良沢｢うんっ。｣

芝｢あっ！来ましたよ｣

敏也｢全くなんて暑さだよ！今日は！｣

芝｢行きますか｣

奈良沢｢まて。あの男誰だか知ってるか？｣

芝｢は？｣

奈良沢｢小田切警視長のご子息敏也さんだ！｣


目暮｢結局友成警部の急死もあって仁野保氏の死はじさつと断定され捜査は打ち切りとなった。｣

白鳥｢妹の環さんには男のことは調べたが事件とは無関係だったと芝刑事が伝えました｣

毛利｢そんなことがあったんすか。｣

目暮｢所で友成警部には真というひとり息子がいるんだが｣

コナン｢あ、この人！パーティー会場に来てたよ！ね？安室さん｣

安室｢えぇ。でもすぐに居なくなりましたが。｣

毛利｢この男がなにか？｣

目暮｢あぁ。通夜の席でのことだ｣

真｢なぜ救急車を呼ばなかったんです？読んでくれれば父は助かったかもしれないじゃないですか！｣

奈良沢｢いやっ。ですから警部が｣

真｢父を殺したのはあなたたちだ！僕はあなた達を許さない！｣

目暮警部は自販機で飲み物を買い、それをコナンに渡した。

目暮｢はい、コナンくん｣

コナン｢ありがとう｣

目暮｢その後まもなく奈良沢、芝両刑事は所轄に移動になった。ところが最近になって佐藤くんが勤務時間外になにかを捜査しているのに白鳥くんが気づいた｣

白鳥｢彼女は奈良沢刑事に頼まれて芝刑事と3人で一年前の事件を調べ直していました｣

｢！？｣

白鳥｢ただ佐藤さんは敏也くんと仁野氏の関係は知らされていなかったようです。｣

目暮｢奈良沢刑事が射殺されたのはそれから間もなくだった。続けて芝刑事も射殺され、我々は一年前の事件に関係して狙われたと確信した。｣

白鳥｢例の警察手帳から犯人は警察関係者だと推理し刑事の息子である友成真を高木刑事に警視長の息子である敏也くんを私が調べることにしたんです。｣

目暮｢私は犯人が次は佐藤くんを狙うと思い誰かをガードにつけると言ったんだが、、断られてしまった。｣

毛利｢じゃ、パーティーで警部殿が彼女に声をかけたのも｣

目暮｢そうだ｣

毛利｢わっかりました警部殿！犯人は小田切敏也です！｣

目暮｢うん？｣

毛利｢一年前の仁野氏の事件を奈良沢、芝、佐藤刑事が再捜査を始めたので先手を打ったのですよ｣

目暮｢だが、佐藤くんを撃ったのは彼じゃないぞ｣

白鳥｢硝煙反応が出ませんでしたから｣

毛利｢あぁ。そうか｣

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