青学のマネージャー U-17 新テニ (ページ13)

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13話ページ13

あなたside

夜

毛利｢(人1)！｣

あ｢寿三郎さん？どうしたんですか？｣

毛利｢明日から遠征やからさ｣

あ｢でしたね！｣

毛利｢せやからその前に｣

気づいたらグイッと寿三郎さんに引っ張られて

唇に柔らかい感触が。

あ｢んっ...///寿三郎！？｣

私が驚いている時にも気にしないで寿三郎さんは角度を変えながら、何回もキスしてきた。

舌！？

あ｢ん...ぁ...んぅ..///｣

な、なんで！？

それも全然離してくれないし。

あ｢んっ...ぁっ//｣

毛利｢中学生にはまだ早かったみたいやな｣

あ｢好きな子にしかしちゃダメなんですよ！｣

毛利｢(人1)にしたいんやから仕方ないやん？｣

あ｢なっ！｣

耳元

毛利｢変な虫が着いたら困るやろ？中学生とか｣

あ｢変な虫って！もう！寿三郎さんのバカ！｣

翌日

毛利｢変なやつと仲良くしたらあかんで？｣

あ｢そもそも変なやつってのが寿三郎さんです｣

毛利｢なんてこと言う｣

あ｢事実です｣

種ヶ島｢なんかあったん？｣

あ｢な、なにもないです！｣

種ヶ島｢ふ～ん｣

バレてる。絶対に。

越知｢元気で待ってろな｣

あ｢はい！！｣

毛利｢背の高い奴が好きなんやろ！｣

あ｢そりゃ～多少は。でもあんまり気にしませんよ？｣

毛利｢は～ん｣

平等院｢おい、ほんとに行かねぇのか｣

あ｢海外遠征はパスでお願いします。徳川さん達と居たいので｣

平等院｢ふんっ｣

あ｢みなさん気をつけてくださいね！修さんも行くべきですよ｣

種ヶ島｢飛行機無理だから無理やな｣

あ｢もう。竜次さん気をつけてくださいね｣

竜次｢あぁ。｣

まったく。

あとは１週間後に来る中学生の準備しなくちゃ！

そう。私はこの時はまだ気づいてなかった。

この合宿中にいっぱい自分が涙を流すことに。

大好きなダブルスペア。

手塚。跡部くん。

ブンちゃん。リョーマくん。

そして徳川さん。

そして。私の心臓に悪い。恋が動くことにも。

うっ。徳川さん。

んっ。手塚。

ちけぇよ、跡部くん。

ダメなんか？修さん。

そして帰ってきた。寿三郎さん。越智さん。一緒に来たアイツ。

この先のことに私はまだ気づいていなかった。