も し 僕 が 見 え た ら。

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TH side



俺みたいな男がいたせいで……？







ヌナは目が悪くなった？




「どういうこと…、それ、」




MG「ヌナには言うなって言われてたから


言いませんでしたけど…」





そういうとミンギュは話し始めた





MG「ヌナは昔バリバリの会社員でした。




会社ではとても成績がよく優秀で、可愛く明るかったから


とてもモテてたんです。」








MG「そして、ある日。そんなヌナに彼氏ができました。




会社でイケメンで優秀と噂になっている人。



ヌナは毎日幸せそうでした。だから僕も凄く幸せでした。」





MG「だけど、事件は起こりました。」




MG「仕事がなかった日。


連絡なしにヌナの家に遊びに行きました。




俺は弟だから合鍵を持っていて



勝手に部屋に入りました。






そこで、ヌナは…、」





涙ぐみながらしゃべるのを少しためらった。


だが、覚悟をして





MG「ヌナは…ッ、



彼氏とその友達に襲われてました。」









「え…？」



俺はあの優しくてかわいいヌナが


そんな暗い過去を持っているなんて

思いもしなかった。

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