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壱馬side
満月じゃない限り基本的に
ネガティブな部分の俺が顔を出すことは無い。
それなりに楽しいし、幸せだし
仕事だって順調と言えば順調だし
流れる時間にだって俺なりに
追いついてるつもりだ。
不満なんて1つもない…。
剛典「もう着くってよ、臣さん」
「まじですか」
剛典「忙しいよね〜あの人もさ、頭何個持ってんだうね〜。笑」
なんて岩さんと話していたら、
臣「1個しかねーよ。笑」
「あ、お疲れ様です」
臣「お疲れ、待たせてごめんな」
「大丈夫です」
剛典「どつかないでよ〜、早かったっすね?」
臣「店の前で連絡した」
臣さんも合流。
「何飲みます?」
臣「じゃ〜、取り敢えずビール」
剛典「サラリーマンみたい。笑」
臣「誰がだよ。笑」
「あの、すみません…」
ビールを頼み終わったタイミングで臣さんから、
臣「あ、そうだ壱馬」
「はい?」
臣「あれ名前なんだっけ…あの綺麗な子」
「綺麗な子?え、誰ですか?」
剛典「何、壱馬にそんな子居んの?笑」
「え、居ませんよ!居るわけ…」
臣「あ!思い出した!Aちゃんだ!」
「えっ…」
彼女の名前が出るとは思わなかった。
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作者名:Moon | 作成日時:2023年1月10日 23時