検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:59,975 hit

4 ページ4

壱馬side



観念して慎に矛盾の理由を話してやった。



慎「…今頃、何処で何してるんですかね…Aさん、」


ダイレクトにその名前を耳にしたのは
いつ振りだろうか?


「何処だって良い。元気で、泣いてなければそれで良い…」

慎「壱馬さん…」


俺の言葉に車から降りようとしていた慎は
体の動きを止めた。


「ふふ、お疲れ。」

慎「お疲れ…様、でした…」

「おう。笑」


ふぅっと吐き出したため息は
宙を舞って消えた…はずだった。


北人「俺が居ること忘れてなーい?」

「…寝てたんやないんかい」

北人「どうでしょう?笑」

「いつから?」

北人「よいしょ…最初から?」


わざわざ後ろから隣に来た北人は
わざわざ窓を開けて言った。


北人「きれーな満月だもんね〜」

「やな」

北人「恋に落ちそうなくらい綺麗。」

「…」

北人「こんな綺麗な月と同じくらい綺麗に笑うんだもん、思い出して…忘れられなくて当然だよね?」



さっき慎にも話さなかったことを
北人には見透かされていた。

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
268人がお気に入り
設定タグ:川村壱馬 , THERAMPAGE , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Moon | 作成日時:2023年1月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。