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壱馬の気持ち、思いは
痛いくらいに伝わったし、
私だって同じ思いだった。
だけど、今私が出せた答えは…
「時間が欲しい…考える時間…。」
壱馬「うん、分かっとる急ぐつもりはない」
私より何倍も壱馬が大人に見えた。
「ごめんなさい…」
壱馬「元から急ぐつもりはなかったし、なんも気にしてへんよ?Aのペースでええから」
「ありがとう…」
優しさも変わらないまま…
いや、もっと優しくなったのかもしれない。
壱馬「今日はそろそろ…」
「あのっ…」
壱馬「ん?」
ワガママなのは私の方…
答えを出せないくせにまだ帰って欲しくないと
気付いたら引き止めてるんだから…
「さっき…何も食べてないでしょ…良かったら何か…その…」
壱馬「Aが良いなら作って欲しい、かな?」
「わ、分かった…」
壱馬「ふふ、お願いします。」
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作者名:Moon | 作成日時:2023年1月10日 23時