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壱馬side
恋愛の話って聞いて
きっと俺は焦ったんだと思う。
「なにやってんねん俺…」
伝わらないもどかしさ、
まだハッキリと伝えられないもどかしさ…
そんな状態の中、あいつに気持ちが
通じた奴が居るんじゃないかって…
A何かあった?大丈夫?
そんな事を考えてたら届いたメッセージ。
Aらしいと思った。
Kazuma何もないで?笑
このもどかしい気持ちも
片想いならではで、今しか味わえない。
そう思えば片想いも楽しい、
ハッキリと伝える事が出来る日が来たら
無理強いはしない…
だけど必ず手に入れていつか
今日や、それまでの過程を
大変だったって笑いながら彼女に
話せる日が来たらいいのにな。
「攻略がムズいほどやりがいあるやんな？」
ゲームは攻略してしまえば簡単。
だけど彼女に関しては難しい上に
攻略した所で新たなステージが待ってそうな
そんな予感がする…。
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作者名：Moon
| 作成日時：2021年3月20日 21時
