Moon Magic (ページ14)

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壱馬「不安…でしたよね？」

「ん？」

壱馬「こっちの人じゃないのに急に…携帯…」

「あぁ…ちょっとだけね？笑」

壱馬「力になれて良かったです」

確かに壱馬が居なかったらって
考えたらちょっと…いや、怖いな…笑

「お礼になるかわかんないけど…私で良ければ話聞くよ？」

壱馬「え？」

「あれ？外れたかな？やっぱなんか悩んでそうに見えたんだけどなぁ〜」

何も言わず下を向いてる壱馬を見て
流石に踏み込み過ぎたかな？
って少しだけ後悔した。

「無理にとは言わないけど…話せる人が居たら話して見るのも良いと思うよ？」

壱馬「Aさんには俺がどう見えてますか？」

唐突な質問だった。

「ただのイケメンに見えてるよ」

壱馬「見た目っすか…」

「だって私がハッキリと答えられるのって見た目しかなくない？」

壱馬「それは…」

「そりゃある程度はわかるよ？一応デビューから見てるし？」

壱馬「えっ？」

「でも壱馬の全部は理解出来ない残念だけどね？ここで色んな言葉並べても嘘に感じるかもしれない、だからどう見えてるか聞かれたらイケメンに見えてるってしか言えないかな？」

きっと彼が求めた答えではないはず。

本当の答えが欲しいなら君も
さらけ出してよ。