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すぐにまた来るつもりだったのに
何気にバタバタだったり
つまらない日常にもなれようと
頑張ってる間に気付けば1年ぶりに
なってた東京。
ついてない日なのか携帯を落として
探してると掛けられた声。
振り向けば1年ぶりに会う壱馬が居た。
非現実はやっぱり現実だ。
「1人？」
壱馬「1人ですよ？」
「そっか！邪魔しちゃいけないから私行くね？」
なんとなく1人で居たいように感じたから
目立ってもいけないし私は
その場から足を進めた。
歩きながら梨衣に連絡を取ろうとしたら
動かない画面…
「最悪…壊れた…」
壱馬「Aさん…！」
どうしようか考えてると
呼ばれた自分の名前に振り返ると
壱馬が走ってこっちに来ていた。
「どうした？」
壱馬「えっと…」
言葉を詰まらせたまま話さない壱馬。
「あっ！そうだ！ねぇちょっと私に時間くれない？」
壱馬「え、時間ですか…？」
「そう！取り敢えず…目立たない場所知らない？」
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作者名：Moon
| 作成日時：2021年3月20日 21時
