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A
｢誰かいますかー？｣
？｢コ、ココデス、、！｣
誰かいる。
日本人じゃない。
｢シュウ、行こう。｣
SY｢コクッ。｣
？｢A、、ちゃん？｣
声がする方を向いたらチェヨンオンニがいた。
｢チェヨンオンニ！｣
TY｢立てなくて、、｣
チェヨンオンニに傷あとのようなものは無かった。
でも近くに洗面台が倒れていた。あの上に足をぶつけたのだろう。
｢歩けないですよね？おんぶしますから、乗ってください。｣
SY｢僕はテヒョニヒョンの所行ってくるね。｣
｢わかった。｣
｢オンニ、、あのぉ、、気にせず乗ってくださいね？｣
TY｢うん。わかったよ、｣
｢じゃあ、乗ってください。｣
私は回ってチェヨンオンニに背中を向けた。でも、チェヨンオンニは乗ってくれなかった。
｢オンニ？｣
TY｢ダメだよ！Aちゃんの方が怪我してるじゃん！私は歩くから！｣
｢ダメです。オンニ。その足じゃまともに歩けません。地震には二次災害だって有り得ます。もし、この場で火事が起きたらオンニは逃げられますか？｣
TY｢...｣
｢だから、乗ってください。｣
SY｢A！こっちきて！｣
｢オンニ、絶対に待っててくださいね？｣
TY｢うん。｣
向こう行ってきますから。
｢シュウー？｣
SY｢あ！A！あのさ、テヒョニヒョンを連れてって。｣
やっぱり。シュウの傷は私よりも多い気がする。だから、ムリだったんだ。
｢うん、わかった。やってみる。｣
そう言うとシュウはチェヨンオンニの所へ行ってしまった。
TE｢A、大丈夫なの？｣
｢大丈夫です！｣
｢じゃあオッパ、乗ってください。｣
オッパが乗った。
傷が引っ張られて痛かった。
だから、血が出てたんだと思う。
私の後ろには血で線ができていた。
｢オッパ、服が気持ち悪いですよね？ごめんなさい。｣
TE｢A？本当に大丈夫なの？｣
｢ここまで来てるんですから。大丈夫です。｣
4階から降りてきて、今は2階。
あと少し。
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作者名：MOMO | 作成日時：2018年7月21日 18時
