THERAMPAGEの 女 # １

最年少の特権　３ ページ35

◯慎くんとの話とは別の話になります！
昂秀side





いつも、Aさんは冷たい。





翔平さんとか、壱馬さんとかにはすごく冷たい。



LIVE後、陣さんは代謝がよく汗だっくだくなんだけど、壱馬さんとAさんだけは、本当に汗をかかない。





翔平「A、タオルいる？」





『いらん、』





陣「貰っとけって、汗かいてるやろ」





『かいてません。』





陣さんと翔平さんが言うとそうなるんだけど、




俺ら最年少組が言うとなぜかそうならない。






昂秀「Aさん、タオル要ります？」





『あー、あー、いる！



ありがとよ、』




陣「なんでやねん笑」





帰るとき飛行機でも





『えぇー、翔平と隣とかやだ〜。



壱馬変わって。




昂秀と隣とかずるすぎ。』






壱馬「ええけど、笑」




壱馬さんから、チケットを奪い取るようにして俺のとなりにやって来た。






昂秀「そんなに俺のとなりがいいっすか？」





『年下はやりやすい。

同い年やりにくい。




年上もっとやりにくい。



以上。』





陣「こら、お前聞こえてんぞ」




昂秀「事務所戻ったら、なんか奢ります。」






『結構です。笑



あのさ、なんで年下におごってもらうかね。笑



普通は逆だからね？




あ、今飲み物…って思ってんでしょ。



あれは、別だよー？』




心の声を読まれて、勝手に会話されている。笑





『まぁ、昂秀のパーカーいい匂いだからってのもあるんだけどね。』





昂秀「なんですか、それ笑



普通に普通の柔軟剤っすよ。」




『なんか、いい匂いしてんで？』





昂秀「そうっすかねぇ？」





お腹に力が加わったなって思うとAさんが匂いを嗅いでいた。





メンバーからの視線が痛いなって思っていると、飛行機が到着したようだった。









なんなの、ほんと。





まぁそう怒らないで。





俺も匂い嗅がれたい。





いや、変態かよ。





(北人/RIKU/北人/壱馬)

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