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kenta.
まこっちゃんが勝手に活動休止を発表したとき、あり得ないと思った。
だって、俺達にも何も言わずにだよ。
変じゃん、信頼そんなになかったの?
そしたら、急に現れてさ。
それに加えて見た目すごい痩せてるし、
筋肉絶対落ちてるし、
クマあるし。
誰も言葉を発さなかったから健太が言ってやった。
健太「 何しに来たの? 」
冷たい言い方。
でも、俺はそれがあってると思う。
だって、1番信頼してもらわなきゃ困る俺達から何も言わずに消えたんだもん。
「 … 迷惑かけて、すいません 」
迷惑しかかかってないよ。
どこに行っても、なんで長谷川さんは活動休止ですかって聞かれるし、
家に帰っても記者が張り込んで聞かれるし。
でもそんなことより、
健太「 なんで何も言わずに、活動休止なんかしたの? 」
それだ。
1番、なんで?が強かった。
「 っ、それはっ、 」
健太「 俺たちに言えないことってなに?
そんなに俺たち信用ない? 」
壱馬「 健っ、さんっ! 」
壱馬に止められたけど、止まるつもりなんてない。
まこっちゃんから本当のことを聞かなきゃ。
絶対に納得なんてしてやらない。
絶対に許してなんてやらない。
「 それは、、 」
健太「 話しにくくても、メンバーなんだから話してもらわなきゃ困る。
健太たちにだって、できること、あるじゃん 」
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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時:2020年10月10日 23時