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makoto.
Aを病院に送り届けた帰り道。
俺はとても辛かった。
どんなときも、心に大きな傷ができている。
その穴が埋まることは、あるんだろうか。
ぼーっとしてて、
前から自転車が来てることに気付かなかった。
「 おいっ、！！あぶねえだろっ！！！ 」
「 っ、！すいません、 」
どれだけ不幸を与えれば気が済むんだろう。
THERAMPAGEに受かったこと
そして、可愛い彼女がいること
それがどれだけ悪いことなのか、俺には分からなかった。
「 ぁ、やましょ、さん 」
彰吾「 マネージャーさんから全部聞いた。 」
家の前にはやましょうさんが立っていた。
今日は寒いのにずっと外で待ってくれていた。
手が、青白く染まっている。
「 すいませっ、すぐ、 」
彰吾「 なあ、まこっちゃん、
もうAちゃんのこと、忘れろ 」
「 は、、？ 」
やましょうさんの言葉が理解できなかった。
脳も理解なんてしようとしなかった。
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作者名：快百華
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時：2020年10月10日 23時
