薔薇の棘

＿＿＿ ページ3

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『 北人さあーん 』

北人「 なあに、Aちゃん 」

『 呼んだだけです。 』

北人「 なんだよ〜 」








まさかこのあとの会議で、私の運命が変わるなだなんて思いもしなかった。









樹「 急に全員集合って、なんなんだろうね 」

『 解散とか？ 笑 』

樹「 やめなよ、縁起でもない 笑 」









ふざけて、言い合えるのもこれが最後、だったなんて。









HIRO「 新メンバーを入れたいと思う 」

ランペ「 … え？ 」

HIRO「 入ってきてくれ 」







HIROさんがそう言って、ドアをノックして入ってきた。

その子はさらさらロングの黒髪で、まさに容姿端麗だった。






葵「 塚本葵です、よろしくおねがいします 」

HIRO「 新メンバーになるかも、しれない子だ。 」






脳が停止してるのか、それとも脳が考えてることをやめているのかわからなかった。

"新メンバー" "女の子"
それなりに批判は来るだろう。







陣「 17人で話させてもらえませんか。 」

HIRO「 そういうと思ったよ、
隣の部屋、開けてあるから。移動して 」







　



そう言われ、ランペ17人がぞろぞろと動いていく。

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