Dear Destiny【 神谷健太 】

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・you side









お風呂から上がると健太は携帯を握りしめて寝ていた。



めったに触らないのにな、なんて思ったりもしたけど。







その前に寝顔が可愛すぎる。


反則だって。





そう思っていつの間にかスマホで写真を撮ってしまっていた。








『 けんた、 』

「 んう 」

『 お風呂入んなきゃ明日しんどいよ 』







開こうと頑張っているらしいけど、開く気のなさそうな目。

開かないのかと思えば、伸びてくる腕。








『 うわっ、 』




「 んふふ 笑 目閉じててもわかる、びっくりしてるでしょ 」

『 そりゃあ、まあ、ねえ、 』







急に腕を伸ばしてきて、そのままベッドにダイブさせられた。

そして、今は健太の横。



すぐ隣に健太の美形がある。








「 今日は、もう一緒に寝ましょ 」

『 え、けどお風呂、 』

「 明日の朝入ります、寝たいです 」








子供みたい。

そう思った頃には、もう遅くて健太は、深い眠りについていた。




そっと健太の綺麗な茶髪をなでて、そのまま寝た。






　

　





　
　
　
　
　






　
　







　


　

　



　



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