Dear Destiny【 神谷健太 】

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・you side









『 ってな感じでっ、私は真剣に困ってる！ 』

昂秀「 … 惚気、？ 」

『 ちがう！！ 』







　



韓国から日本に戻ってきた私達。

すぐに昂秀の腕を引いて入った場所は居酒屋。









昂秀「 まあ健太さんは、優しいですからね 」

『 うん、 』

昂秀「 Aさんのことを考えてってのもあるんじゃないですか？ 」









そんなのわかってる。

健太が優しいってことも、健太が私のことをたくさん考えてくれてるってことも。









『 私、酷いんだよ 』

昂秀「 Aさんはいつも優しいですよ 」

『 そんなことないよ 』








目の前においてあるレモンサワーをくびっと飲んだ。



そこからペースがどんどん保てなくなっていった。









昂秀「 Aさんっ、もうやめっ 」

『 まだのむのぉ、 』

昂秀「 健太さん呼びますよ 」

『 ん〜〜、いいよぉ、呼んでみなよぉ 』








べろべろに酔った私に、冷静な判断なんてできるわけなくて。


気付いたら、健太がいた。









「 なにしてんのおまえ 」

昂秀「 違うんですよ！Aさんがっ、 」

「 人のせいにすんな〜。 」





『 ほらほらぁ、もっとのむぞぉ、 』

「 何してるんですか、帰りますよ 」

『 けんただあ、わたしのすきなけんたあ、 』





　


　




　







　

　

　

　
　




　








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