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Aさんは自 殺未遂について、俺だけに話したくないって言った。
だからメンバーを病室に集めてみんなで聞いた
『 ほんとは、
自 殺なんかするつもりなくてっ、
背中を誰かに押されて、車の目の前に行って轢かれそうだったの、 』
北人「 なにそれ、 」
健太「 ありえないんだけど。 」
健太さんと北人が続けて言い放ったところでAさんは笑いだした。
『 みんな、変わってなくて、よかった 笑 』
その言葉に下を向くメンバーもいれば、目を潤ませつつも笑顔のメンバーで分かれた。
『 わたしっ、THERAMPAGEに戻ってもいいかなあっ、? 』
っていえば、滅多に泣かないメンバーも、俺もみんな泣いた。
翔吾「 当たり前でしょっ、誰のために席用意してたと思っとるんですかっ、 」
昂秀「 振り入れも、LIVEだって、全部Aさんのポジションは、開いてますよっ、 」
健太「 だから、もうっ、 」
「 もどってきてっ、くださいっ 」
『 わたしっ、みんなのこと忘れた、
みんなのことっ、 』
樹「 そんなの関係ありませんっ、 」
翔平「 Aさんがいることに意味があるんですよっ、 」
『 みんなにたくさんっ、迷惑かけたじゃ… 』
LIKIYA「 メンバーのこと迷惑だなんて思ったことないから 」
陣「 そうやで、 」
『 っ、もどり、たい 』
" 戻りたい "
俺が、俺たちが、1番求めていた言葉。
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つな(プロフ) - 30話に入るくらい前から涙が自然に出てきできて止まらなかったです。すごくいいお話ですね。 (2020年8月19日 2時) (レス) id: 96f1110185 (このIDを非表示/違反報告)
百(プロフ) - 夕さん» ありがとうございます!頑張ります (2020年7月12日 1時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
百(プロフ) - 夕さん» そして、2つ目3つ目のコメントにつきましては、このままで行きたいのですが、夕様のお気に触れるようでしたら、変えさせていただきます。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)
百(プロフ) - 夕さん» まず、1つ目のコメントに付きましてですが、このお話は2020年のお話になっていまして、半年後や1ヶ月後、などしっかり表記させていただいております。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時:2020年6月28日 16時