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・makoto side
「 壱馬、さん 」
壱馬「 え、どうしたん？！ 」
確か今日壱馬さんは、午前中だけ仕事でそこからはオフだった。
「 おれ、やっぱり、Aさんとは釣り合わないです 」
壱馬「 え？なんで？ 」
「 阪東さんっているじゃないですか？ 」
壱馬「 うん 」
「 阪東さんと僕とAさんで同棲する家を探しに行ってたんですけど、 」
さっき起きたこと、俺が嫉妬してしまったことを全部壱馬さんに話した。
壱馬「 慎らしすぎて笑うわ 笑 」
「 え … 」
こっちは真剣に悩んでんのに、壱馬さんもこんなこと言い始めてるし。
なんなんだよ。
壱馬「 ごめんごめん 笑 」
「 別にいいっすよ。 」
壱馬「 阪東さん、彼女おるで。 」
「 え、 」
壱馬「 大人な雰囲気でAさんとおんなじくらい美人の。 」
知らなかった。
はは。勘違いひどすぎる …
壱馬「 ほら今LINEきたわ 」
壱馬さんが差し出してきたスマホを見ると、
慎いる？っていうのが何個も何個も。
壱馬「 ほらいってき。
自分の家におるらしいから 」
壱馬さんに背中を押されて、走って家を出た。
なんて謝ろう。
何回謝ろう。
どうしよう。
そう迷いながら、走った。
「 Aさんっ、 」
『 あ、おかえり、 』
彼女は、泣いていたのを必死に隠すように手で顔を覆って、笑っていた。
それは紛れもなく、芸能人の古川Aではなく、一人の人間の古川Aだった。
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百(プロフ) - りんさん» ありがとうございます~！！！頑張ります^-^ (2020年6月7日 10時) (
レス) id: 14df90127a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 初めまして。いつも楽しく読ませていただいております！Over好きです(；＿；)ノキノキもとても良かったです！まこっちゃん頑張ってほしいな〜と思いつつ読んでます！！ (2020年6月7日 7時) (レス) id: 825e66d972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：快百華
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時：2020年5月29日 16時
