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・makoto side
『 痛い痛い痛い、もうむり、 』
昨日の夜も可愛く俺の下で喘いでくれた彼女。
可愛すぎたな〜。
「 今日は、俺がしますから 」
『 それは悪いからいい。 』
素直に" お願い "って言えばいいのに。
ほんとツンデレ。 可愛いんだから。
『 いたっ、 』
ベッドから出ると顔を歪めて腰を抑えてる彼女
「 ほら、無理じゃないですか 」
『 慎のせいじゃん! 』
「 はいはい。ごめんなさい。 」
ひょいっと軽々しく持ち上げて、お姫様抱っこしてあげる。
だんだん赤くなっていくAさんの顔。
『 もうっ、おろしてっ〜!! 』
「 腰痛くて歩けないんでしょ。無理です。 」
『 あ、歩けるから!! 』
「 ほんとツンデレ 」
Aさんを、リビングのソファーまで運んであげた。
Aさんは目が悪いから眼鏡も連れて。
『 ふわあ〜、まだ眠い 』
「 俺も 」
『 慎が悪いもんね。寝かせてくれないから 』
「 Aさんが悪い。可愛すぎるから。 」
『 だあっ〜〜!!!なんでそんなこと言うの!! 』
こうやってちょっと照れそうな言葉を言うとかんたんに照れてくれるAさん。
やっぱり可愛い。
「 朝ごはんパンでいいですか? 」
『 ん〜、いらない。 』
「 え 」
せっかく焼いてあげようと思ったのに。
もう。なんなの。
『 だって太っちゃうし 』
そうだ。
彼女は誰からも愛される" 芸能人 "だ。
そう一度思ってしまえばAさんが遠くなってしまう気がして、抱きしめた。
『 まことさーん。 』
「 どこにも行かないでね 」
『 … 』
「 ずっと俺のそばにいてくださいね 」
『 … 当たり前でしょ? 』
俺の背中に回った手は冷たかったけど、優しかった。
君が僕の世界を照らしてくれた
・
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百(プロフ) - りんさん» ありがとうございます~!!!頑張ります^-^ (2020年6月7日 10時) (レス) id: 14df90127a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 初めまして。いつも楽しく読ませていただいております!Over好きです(;_;)ノキノキもとても良かったです!まこっちゃん頑張ってほしいな〜と思いつつ読んでます!! (2020年6月7日 7時) (レス) id: 825e66d972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時:2020年5月29日 16時