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・you side
『 まことくん、 』
「 … 」
『 まこっちゃん、 』
「 … 」
『 は!せ!が!わ! 』
「 … なんですか 」
付き合って2ヶ月の私達。
まだ世間には公表してなくて、楽屋か、スタジオか、お互いの家でしか、いちゃいちゃができない。
『 なんでそんな冷たいの? 』
「 ちょっと嫉妬したAさんが見たかったんです。 」
って言ったらぎゅって抱きしめてくれる慎。
あ〜、幸せ。
昔、" 芸能人だから "っていう理由で気持ち隠してた私はどこいったんだってね。
『 あのさ、 』
「 ん、なんですか? 」
『 公表したい。 』
「 関係を、ですか? 」
少しだけ慎の顔が険しくなるのが見えた。
そりゃあそうだよね。私だって怖いし。
『 ファンのみんなに隠し通すってのは、この先無理だと思うの、 』
「 そりゃあ、そうですけど。 」
『 それにちゃんと公表して、ちゃんとスッキリしたいの 』
っていうと、可愛い顔でかっこよく考える慎。
そんな顔も全部大好き。
慎「 んふ 笑 そんな見ないで 笑 」
『 へっ、あ、ごめん、 』
急に目が合ったと思えば、照れ合う私達。
慎「 Aさんが決めたことなら、俺は反対できません、しましょ、? 」
『 たくさん、批判されるよ 』
慎「 そんなの翔平さん使えばいいんですよ 」
翔平に見立てたクッションを盾にする慎。
だめだ、可愛い。
『 んふ 笑 そうだね 』
慎「 あ、そうだ。 」
『 なに? 』
慎「 今度のオフの日、家見に行きましょう 」
え、?
いや、え?
・
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百(プロフ) - りんさん» ありがとうございます~!!!頑張ります^-^ (2020年6月7日 10時) (レス) id: 14df90127a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 初めまして。いつも楽しく読ませていただいております!Over好きです(;_;)ノキノキもとても良かったです!まこっちゃん頑張ってほしいな〜と思いつつ読んでます!! (2020年6月7日 7時) (レス) id: 825e66d972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時:2020年5月29日 16時